心を整える ~ 坐禅体験
YGMF Vol.3_Outside the Box「心を整える ~ 坐禅体験」
会場の外に飛び出し、いつもと違った場所から新しいヒラメキをえる「Outside the Box」。
コロナ禍によって「健康」はこれまでになく大きな意味を持つようになりました。体の健康はもとより、様々な社会的活動の制限によって精神的なストレスを感じる場面も増えてきました。ビジネス・イベンツの領域でも心と体のウェルビーイングは、今後のキーワードになってきそうです。そこで今回のフォーラムでは、本セッションの前に、“心を整える”坐禅体験の時間を持つことにいたしました。
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G403+G404の大会議室に、壁にそって椅子をぐるりと並べています。
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曹洞宗大本山總持寺 参禅室長 花和浩明 老師
曹洞宗の坐禅では、本来は「坐蒲(ざふ)と呼ばれる丸いクッションを敷いて坐禅を組みます。 - 英語で坐禅の作法を説明した資料をご用意いただきました。総持寺では、英語での参禅会も行われています。
- いざ、坐禅の時間には、室内はほの暗く明かりを落とし、壁のほうを向いて椅子に坐ります。
横浜・鶴見区に位置する曹洞宗大本山總持寺は、国際的な禅の根本道場として知られ、開かれた禅苑として平時であれば、初心者も体験できる参禅会なども開催されています。
今回は、感染症対策の制約から、お寺に参るのではなく、フォーラム会場に坐禅のご指導に来ていただく「Outside the Box in the Venue」となりました。60人ほどの参加者が、總持寺参禅室長 花和浩明老師から坐禅の手ほどきを受け、セッションの後半には、椅子を会場の壁に向かってぐるりと並べて、実際に「椅子坐禅」に挑戦しました。20分あまりの坐禅の時間が、あっという間に感じられたとの、参加者の声も聞かれました。